明日、君が見つかってしまう

ジャニ沼に落っこちたポンコツ

ちっちゃくておっきい神山くん (VBBのこと)

2016年劇団☆新感線夏秋興行 SHINKANSEN☆RX『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン!バーン!~』が10月31日大阪にて大千穐楽をむかえました。演者の皆さま、スタッフの皆さま本当にお疲れ様でした。

 

春先にかみちゃんが舞台に、しかも外部というだけではなく知らない人はいないのではないかという人気集団、劇団☆新感線の舞台に出ると大騒ぎしてからあっという間に公演が始まった。光陰矢の如し。これじゃああっという間におばあちゃんである。やばい。

 

 私が観劇したのは東京公演を3回。

1回目は初日でもないのに私がめちゃくちゃ緊張した。息子の初めてのお遊戯会を見に行く気持ちだった。観劇中ずっとどきどきしっぱなしで目の前にいるかみちゃんがかみちゃんだけどかみちゃんじゃなくて蛍太郎くんででも蛍太郎くんはかみちゃんなわけで混乱した。褌だけで出てきて惜しげもなく裸晒し出したぞと思ったら男の人の胸まで揉みだして混乱を極めた。そんなこんなで混乱してたら終わってた。頭が悪すぎる。

 

2回目は緊張することなくげらげら笑いながら観劇した。蛍太郎くんの発言すべてがおもしろすぎかつおいしすぎて涙流しながら笑ってた。1回目には確認しきることが出来なかった変装した出番も全部チェックすることができて余は満足だった。ナメクジでのアクロバットのときとフェスのときだけかみちゃんに戻っていてほっこりした。

 

3回目はVBB自体が確かに面白くてキャッチ―だけれど実はものすごく切なくて悲しい話だと気が付いた。3回目でやっと。頭が悪すぎる(2回目)。確かに好きな人との幸せな時間は一生続かないけどなんだか理不尽に思えて切なすぎて心がチクチクした。観劇後に食べたチーズタルトが沁みた。

 

VBBの内容を事細かに覚えているわけじゃないのでたいしたことは書けないけれど、このお仕事は必ずかみちゃんにとっての最高の分岐点になるんだというのは確かだろうと思う。ジャニーズWESTの中にいるときはいちばんちっちゃくていじられまくるかみちゃんだけど、舞台で蛍太郎くんを演じているときのかみちゃんは本当に本当に頼もしくて、おっきくて、あー、かみちゃんはちっちゃくておっきい男の子なんだと思った。

 

メンバーが誰もいない集団に飛び込んで最後まで走り切ったVBB。きっと誰も想像が出来ないくらいのプレッシャーで不安だったんだろう。きっとゆっくり休む暇はないかもしれないけれど少しでも余韻に浸ってほしいと思います。本当にお疲れ様でした。楽しい時間をありがとう。とりあえず甘いものでもたくさん食べてね。

 

挨拶の言葉通り、10年前に出演して大きくなって新感線に舞い戻ってきた斗真くんのようにかみちゃんもさらに大きくなってまた戻ってほしいと思います。有言実行の君だからとても期待して待ってるね。

 

蛍のように光輝いて、人の目を惹きつけ、一瞬のうちに儚く消えてしまった蛍太郎くんを演じた神山智洋くんに興味を持った人がどれだけいるだろうと思うとどうしようもなくわくわくする。

 

ブログのタイトルの「明日」が来る日もきっとそう遠くはない。もしかしたらもうその「明日」は来ているのかもしれない。